次回の講座<岩崎貴宏さん>

通算で101回目となる鬼ノ城塾10月講座の講師は現代美術家の岩崎貴宏さんです。
現在開催中の第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館代表を務めている岩崎さんの講義にご期待ください。


□日 時 平成29年10月28日(土)15時~18時
□教 室 鬼ノ城ゴルフ倶楽部クラブハウス(建築家の隈研吾さん設計)
□講 師 岩崎貴宏:現代美術家
□内 容 講義 テーマ「自作を語る」
□塾 費 無 料(後半の別室での懇親会へ出席希望の方は当日千円)

※講座案内文ダウンロード(PDF形式、90KB)


〈プロフィール〉
岩崎貴宏
(1975年広島県生まれ、広島在住)
岩崎は歯ブラシ、タオル、文庫本の栞、ダクトテープ、髪の毛など身の回りの物で、繊細で儚い風景を作り出し、見慣れた日用品を別のイメージに転化することで、固定化された私たちの視点を揺さぶります。床に雑然と積み上げられたタオルに鉄塔が建つ様は、山奥の送電線を支える鉄塔を想起させ、林立する文庫本にクレーンが建っている様は、まるで建設中のビル群のようです。また、岩崎は、歴史的な建築物の地上の実像と水面に反射する虚像を一体化させた様を、精巧な木製模型で再現する「リフレクション・モデル」シリーズも制作しています。これら作品が生まれた背景には、岩崎が生まれ育ち、現在も拠点にしている広島という都市が、原子爆弾によって一瞬にして壊滅し、戦後に軍事都市から平和都市へと180度転換した史実からの影響が見て取れ、岩崎自身の「時間」への意識を感じさせます。

2017年には、第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館代表作家に選出され、個展「逆さにすれば、森」が開催中です。その他、近年の主な展覧会として、2015年に小山市立車屋美術館「岩崎貴宏展 埃(10-10)と刹那(10-18)」、黒部市美術館「岩崎貴宏展 山も積もればチリとなる」、ニューヨークのアジアソサエティ「In Focus」で個展が開催されました。


■VIPルームでの懇親会の後は総社市内へ出て、恒例の講師を囲む「打上げ」となります。
今回の会場は「海の薫(総社市井手1207  ☎0866-94-0303)」です。
会場までの足のない方、遠慮なくスタッフにご相談ください。