次回の講座<近藤健一さん・椹木野衣さん・山内明美さん>


通算で114回目となる鬼ノ城塾12月講座は、令和元年6月講座の講師の椹木野衣さん、8月講座の近藤健一さん、10月講座の山内明美さんの連続講座の講師3人をパネラーとして招聘し、「災害と美術」をテーマに課外講座としてサンロード吉備路のコンベンションホールを教室として開催します。

3回の連続講座では、講師を担当いただいた近藤健一さん・椹木野衣さん・山内明美さんには教室における講義の合間を縫って総社市や真備町の昨年の西日本豪雨の被災地を歩いていただきました。
そして感じたことは、「災害を風化させてはいけない」ということでした。

災害を風化させない。そして災害復興の現場で美術にできる役割を探る講座を3人の講師に再びお集まりいただき、開催いたします。

令和2年1月11日(土)開催サンロード吉備路での課外講座を12月講座とさせていただきます。ご注意ください。


□日 時 令和2年1月11日(土)17:00~19:30 (16:30から受付開始)
□教 室 サンロード吉備路コンベンションホール(岡山県総社市三須825-1)
□講 師 パネラー 近藤健一:森美術館キュレーター
椹木野衣:美術批評家 多摩美術大学美術学部教授
山内明美:宮城教育大学教育学部准教授
コーディネーター 林正実:鬼ノ城塾塾長 阿曽の鉄師
□内 容 テーマ「災害と美術」(災害を風化させない 美術の役割を探る)
□定 員 180名(先着順)
□入場料 無 料(申込み不要)
□助 成 公益財団法人福武教育文化振興財団
□後 援 岡山県 総社市 山陽新聞社

●講師プロフィール
〈近藤健一〉
森美術館キュレーター。1969年生まれ。ロンドン大学ゴールドスミス校美術史修士課程修了。2003年より森美術館勤務。同館での企画・共同企画に、「英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展」(2008)、「六本木クロッシング2010展」(2010)、「アラブ・エクスプレス展」(2012)、「カタストロフと美術のちから展」(2018)、小泉明郎(2009)、山城知佳子(2012)、アンディ・ウォーホル(2014)の個展。そのほかに、2010年にはローマのサラ・ウノで若手日本人のビデオ・アート展を企画。2014年~15年にはベルリン国立博物館群ハンブルガー・バーンホフ現代美術館客員研究員を務める。

〈椹木野衣〉
美術批評家。1962(昭和37)年埼玉県秩父市生まれ。同志社大学文学部で哲学及び倫理学を修める。80年代末から拠点を東京に移し評論活動。主著に『シミュレーショニズム』(増補版、ちくま学芸文庫)、『日本・現代・美術』(新潮社)、『黒い太陽と赤いカニ 岡本太郎の日本』(中央公論新社)、『反アート入門』(幻冬舎)、『アウトサイダー・アート入門』(同)、『戦争と万博』(美術出版社)、『後美術論』(同、第25回吉田秀和賞)、『震美術論』(同、平成29年度芸術選奨文部科学大臣賞)など。『日本美術全集第19巻 拡張する戦後美術』(小学館)では責任編集を務めた。ほかに最新エッセイ集『感性は感動しない』(世界思想社)ほか。現在、多摩美術大学美術学部教授、同大附置芸術人類学研究所所員、美術評論家連盟常任委員、岡本太郎現代芸術振興財団評議員。

〈山内明美〉
1976年、宮城県南三陸町生まれ。慶應義塾大学、一橋大学大学院言語社会研究科を経て、現在は宮城教育大学教育学部准教授。専攻は歴史社会学、農村社会学。日本の東北地方と旧植民地地域の双方をフィールドに、稲作とナショナリズムをテーマとする文化的政治にまつわる研究をしている。東日本大震災以後は、郷里の南三陸町での農漁村調査を行っている。著書『こども東北学』(イースト・プレス)、共著『「辺境」からはじまる――東京/東北論』(明石書店)、共著『グローバル化の中の政治 岩波講座 現代4』(岩波書店)、共著『ひとびとの精神史 第3巻』(岩波書店)など。

〈林正実〉
鬼ノ城塾主宰 総社市阿曽の鉄師 アートディレクター。古代の鉄と現代アートのコラボレーションによる阿曽の鋳物の再興(上田秋成の「雨月物語 吉備津の釜」にも出てくる吉備津神社御釜殿の鳴釜神事の釜の鋳替えの神事を阿曽の鋳物師の手に取り戻す)を図る。また各地で古代たたら製鉄の村下(むらげ)職として、古代たたらの技術の伝承を行う。福武文化奨励賞(2017)


鬼ノ城塾はクラブハウスにおける講義・懇親会の後は総社市内に出て、居酒屋での講師を囲む打上げを恒例としてきました。
今回は課外講座としての開催となりますが、打ち上げはいつも通り行います。
会場が決まり次第、このホームページ上でご案内させていただきます。