アートディレクター、そして阿曽の鋳物師(いもじ)、阿曽の「たたら」の村下(むらげ)として活動する林正実は招聘する最先端の鬼ノ城塾の講師達に、できれば講義の前日から!岡山に入っていただきたいと要請してきました。
2ヶ月に一回来岡する鬼ノ城塾の講師達に、少なくとも通常の来岡では訪ねることが難しい総社市阿曽の古代山城・鬼ノ城を見ていただきたい。そして岡山の海山の食を堪能いただきたい。林にとって岡山のソウルフードの一つである海の幸の鰆(さわら)はぜひとも賞味いただきたいとの強い思いがありました。
そして林の思いに応えて、多くの講師が講座前日から岡山に入ってくださいました。前日の金曜日の夕方から林はその講師達を、まず林がおすすめの寿司店や割烹に案内して鰆(さわら)を始めとする岡山の海山の幸を賞味いただきます。講座当日の土曜日の午前中、または講座翌日の日曜日に、林はこれまでの講師のほとんどを総社市阿曽の古代山城・鬼ノ城にご案内したと明かします。
そして講師の時間が許せば、さらに普通の旅行では行くことが難しい穴場のご案内も。森美術館館長の南條史生さんは鬼ノ城の後は、県北の高梁市の成羽美術館、さらに奈義町の奈義町現代美術館を訪れました。画家の山口晃さんは鬼ノ城の次は高梁市のさらに北のベンガラで知られる吹屋集落へ。そして総社市に戻って画聖・雪舟が修行した宝福寺、そして雪舟生誕の赤浜も。多くの講師の中から、今回は12名の講師の鬼ノ城の写真を掲載させていただきます。