ご挨拶と鬼ノ城塾の概要

 鬼ノ城塾(きのじょうじゅく)は岡山県総社市阿曽の鉄師である林正実(古代たたらと阿曽の鋳物を行う)が、古来吉備津神社とも関係の深かった阿曽の鋳物(あぞのいもの)の再興を、アートとのコラボレーションによって実現できないかと考え、平成13年4月に発足させました。
以来、古代山城・鬼ノ城の麓にある鬼ノ城ゴルフ倶楽部のクラブハウス(隈研吾さん設計)を教室として、会田誠さん・山口晃さん・名和晃平さん・ヤノベケンジさん・小谷元彦さん・束芋さんといった最先端の現代美術家を中心に、隈研吾さん・西沢立衛さん・石上純也さんといった建築家、南條史夫さん・秋元雄史さんといった美術館長、写真家の安齋重男さん、美術批評家の椹木野衣さんなどの多彩な講師を総社の山中にお招きしてまいりました。現代美術家の会田誠さん(2回目)を講師に予定している8月講座が、通算で100回目となります。
年6回(偶数月・第4土曜日の15時から)のクラブハウスでの講義と懇親会のあとは、総社市内に出て、居酒屋で「講師を囲む打ち上げ」を恒例としています。
また、これまでに六本木の森美術館、瀬戸内海の男木島、宇和島の木屋旅館などを舞台に、講師を務めてくださった美術家たちと県外で交流する課外講座も行っています。塾長の林が行う鉄のイベントもあります。これらの全ての情報のご案内を、このホームページで行ってまいります。 通算で100回目という大きな節目に到達したいま、さらに充実した活動を実現し、岡山に元気をと願うものです。引き続き、鬼ノ城塾へのご支援をお願い申し上げます。
プロフィール写真

林正実|はやしまさみ 鬼ノ城塾塾長 阿曽の鉄師

1948年岡山県生まれ。企業のメセナ事業を通して各地の芸術・文化・アート・地域貢献との関わりを深める。博多在勤時の1990年に始まった慶応義塾大学のアートマネジメント・プロデュースのオムニバス講座に博多から参加。アートプロデューサー・アートディレクターとしての活動を博多と東京を繋ぐ形で開始。1995年、博多から大阪転勤を機に総社の実家を拠点に日本古来の製鉄技術の「たたら」の修行に入る。2001年、「鬼ノ城塾」、2005年に「阿曽の火祭り」を発足させる。2007年12月、三菱UFJニコス退職。翌月の2008年1月から鋳物の修行に入る。古来、吉備津神社との関係が深い阿曽の鋳物を再興する「阿曽の鋳物60年プロジェクト」を推進中。現代アートとのコラボによる阿曽の鉄(たたら製鉄と鋳物)の再生と伝承をすすめている。